生活保護家庭!普通に働いている市民より多くもらえるって本当?

皆さん、この生活保護制度っていつからあったのか、知っていますか?私自身子供の頃はそんな生活保護って言葉は聞いたことがありません。それに周囲の大人たちもそんな制度があるってこと、知らなかったのではないでしょうか?では生活保護がいつ導入されたのかを調査してみました。

生活保護は昭和25年5月、日本国憲法第25条に置いて、国が生活に困ってる人達すべてに最低限の生活保障をするために制定されたと言われています。何と、生活保護は戦後5年後には、存在していたのですね!

これはあくまで私の推測ですが、戦後混乱期の日本に緊急に設立された法律だったのではないでしょうか?敗戦後の日本は全員が貧困市民でしたから。

でも平成に入って、長引く不況で随分と生活保護を受給する人達が増えてきました。生活保護を受けるには、やはり条件が揃ってないと貰う権利も出てきません。収入が全くない、不動産がない、頼れる家族、親せきもいないということでしたら、間違いなく生活保護の対象者にはなれます。

ですが少しでも自分に車があったり、親の遺した不動産・財産などがあれば、生活保護の対象者にはなれません。

さて気になるのが毎月の生活保護の費用です。一体いくら貰えるか、興味津々です。

保護費は、地域や家族構成によっても貰える金額が違ってきますので、平均ですと約120,000円から最高で170,000円の範囲が相場です。ええ~?生活保護ってそんなに貰えるの?って驚く方もいらっしゃるかと存じます。

例えば福祉関係の正社員の給料は約170,000~180,000円です。生活保護は最高が170,000円ですので、働かなくても一般の働いている労働者並みに貰えるってことです。

下手をすると、時給制のフルパートで働いている主婦よりも、生活保護の方がお金を高く貰ってるってことにもなります。

また、生活保護世帯は「NHK受信料」「国民年金」「住民税」「固定資産税」などが免除あります。短時間パートで働く主婦にとって、国民年金の支払いは毎月大きな出費です。まして短時間パートで収入10万未満、その上に国民年金の支払いがあるかと思うと、生活保護で暮らしてた方が得になります。

それに障害者にしても働いてる人は大勢いて、最低賃金のパートで勤務時間も短く、収入がただでさえ少ないのに、生活保護世帯の方が多く貰ってるのには納得がいきません。障害者は誰でもハンディを抱えています。それでも頑張って働いているのです。何処も障害がなく、健常者が生活保護で暮らしているとなると、これは憤りを感じます。

これは本当に不公平だと言わざるを得ません。後期高齢者で病気がちなのに、1人暮らしで誰の援助も受けられないって言うのなら、話は別ですが。

生活保護家庭は普通に働いている労働者よりも多くお金を貰っているのは確かに言えることです。生活保護だって国の税金から出しているのです。

収入がない、暮らす家もない、助けてくれる家族、親戚がないというなら、生活保護を受けても仕方ないでしょう。ですが、体は健康そのもの、住む家はないけど働ける能力があるにも関わらず生活保護を受けるとなると…日頃毎日の様に一生懸命働いている立場からすると怒りを感じてきます。

ですから不正受給が後を絶たないんですね。国はそういった不正受給の調査や取り締まりをしっかりとして欲しいです。