電化製品はどんどんアナログからデジタルへ!でも生活面が貧困化?

平成時代になってから、アナログ製品が徐々に姿を消し始めました。最初がアナログレコードです。アナログレコードは傷がつくともう使い物にならず、聞くことが不可能になります。そこで音楽がいい音源となり、永久保存として聞けるようになったのが、コンパクトディスク、いわゆるCDです。

CDはレコードと違って、聞きたい曲の頭だしが出来ます。そしてレコードとは違った素晴らしい音質で楽しめるようになりました。それにちゃんとしたケース付きなので、保存にも困らなくなりました。

それからビデオもDVDへのデジタルに変化してきました。どうしてもビデオだと劣化やカビが気になる所でしたので、画面を良質として保てるのがDVDのいい所なんです。ですが昔のテレビのドラマやアニメの市販DVD-BOXは価格がとても高く、とても手には届きません。

それがビデオ録画から変化したのが録画機能搭載のブルーレイレコーダーです。ブルーレイは普通のDVDより画質もよく、これこそ本当の永久保存版と言えます。ですが今でもこの機械に関しては、値段が高いのがネックとなっています。

電化製品で一番アナログから完全デジタル化したのは、テレビです!今は何処の家庭でもデジタルテレビを見ていますが、このデジタルテレビも初めて出たばかりの時は価格が非常に高いものでした。

今はすっかり定着したデジタルテレビですが、価格は下がってきて、購入しやすくなりました。デジタルテレビになったお蔭で、近隣の電波障害を受けることもなく、綺麗な画面で楽しめるようになりました。

電化製品がアナログからデジタル化して、生活はますます便利になってきました。今は少しずつではありますが、ロボットが部屋の掃除をするなんてことも聞くようになりました。

それにパソコンやスマートフォンさえあれば、24時間いつでもインターネットが楽しめるのです。本当に昔とは全然時代が違う、そして超便利になったってことが分かります。これらデジタル化したものがズラリと勢ぞろいして、生活は豊かだと思いませんか?

ですがこんなにデジタル化進んだ世の中なのに、生活に貧困化を感じている人達もいるのです。これはまさしく驚きを隠せませんし、意外だと思います。

平成時代に生まれた若者や子供達こそ、本当に何もかも物で溢れていて、何不自由ない生活出来そう~って言いきれるか?と聞かれると実はそうではありません。

戦後の日本の様に貧乏のどん底を味わった人達は、とにかく生きて行くことに必死で家族や他人同士助け合うことを知っています。ですが返って周囲に物が溢れすぎてもいけないのです。

何故生活が貧困化しているのでしょうか?その背景は長引いた不況があるからです。不況のあおりで定職につけない人達が大勢出て、仕方なく非正規で働いているからです。

だから収入は安定しない、だから賃貸のアパートで暮らすしかない生活をする人達が増えてきたのです。

正規で働けない人口の多さが徐々に生活に貧困化を起こしてきた、と言えます。これではいくら何でも不安になるばかりです。

これは個人の問題ではなく、長く続いた不況が最大の原因です。