生活保護受給の子供達の実態!衣食住の貧しさを調べてみた!

生活保護を受けるには、申し込んだ後に色んな審査を経て、国の条件に該当することに当てはまれば受給することは可能です。生活保護は世帯別によっても金額が変わってきますので、決して受給者全員が同じ金額で貰えるわけではありません。

実際母子家庭で、生活保護を受けている子供達はどんな生活をしているのかを調査してみました。

母親が働きに出ている間、子供は当然留守番です。まだ小学生の間はまだまだ母親に甘えたい盛りでもあります。ですが両親が離婚し、片親になってしまった以上、子供もそれなりに苦労を背負うことになります。

母1人、子供1人の暮らしは楽ではありません。なるべく家賃の安いアパートを借り、その日暮らしの連続です。母親も働かないと子供に学校へ行かせることが出来なくなりますので、長時間のパートに出て働いています。

生活保護を受けると、多少は生活が楽になるかな?と思われがちですがそうでもありません。生活保護は国からの税金で賄ってる支援ですから、決して贅沢は出来ないのです。母親の働いた分の収入が増えたりすると、その分保護費も減らされますので、本当に毎日の生活には余裕がありません。

まず食生活に関してですが、やはり生活保護を受けている母子家庭などでは普通の家庭とは違って、決して豊かではありません。母親はやはり働きに出なくてはなりませんし、家事をしている時間も殆どありません。

ですから留守番をする子供は大抵コンビニ弁当やスーパーで半額になった惣菜を、食べることが多いのです。なかなか母親が手作りの料理をしている時間がないので、夕飯などは店で買ってきたもので簡単に済ませてしまうケースが多いです。

子供は本当に毎日が育ち盛りの食べ盛りでもあり、この成長期の大事な時期にバランスの取れた食生活をしないと体に何かしら影響を及ぼします。ですから今ではそんな母子家庭を応援するための食材宅配をしている団体が出てきています。

食品を安く手に入れるため、賞味期限の近いものや、形は悪いけど売れない野菜をわざわざ店に出向かなくても、配達してくれるサービスです。これは本当に助かりますよね。

衣料品などに関してですが、やはり子供は1年ごとにすぐに大きくなってしまうので、服が小さくなって着られなくなってしまいます。でも生活保護を受けている限り、新しい服を買う余裕もありませんから、知り合いとかの口づてで、御下がりの服を探しては貰うことも多々あります。

せめて子供には新しい服を着せてやりたいのが、親心ですが、少しでも予算を抑えることが必要なので、仕方がありません。今は地域などでリサイクルショップを開くところがありますから、身近なものが安く手に入るので、助かります。

そして住まいはやはり賃貸アパートが多いです。寒い冬、ガスストーブは使う訳に行かず、電気ストーブを使います。限られた母親の収入と、保護費で光熱費なども削れる所は削らねばなりません。

ですから生活保護を受けながら、母親と2人暮らししている子供は色々我慢を強いられているわけです。昔言葉じゃないですけど、「贅沢は敵」なんですね。大変な思いをしている母子家庭の子供達。

衣食住は本当に貧困なんです。