時代はどんどん進化してきた日本!何処かで何か不安が生じている?

戦後70年以上経過し、日本の時代は私の子供時代と比べたら遥かに物凄い進化を遂げました。私の子供時代の時でも、戦争で何もかも失くした日本が立派に復興し、東京オリンピックや大阪万博などの世界的規模行事が行えるくらいまで、進化したのです。

でも日本はもっとそれ以上にどんどん進化しています。何といってもパソコン、携帯、スマートフォンの登場で、現代では誰でもこれらは日常ではなくてはならない存在になりました。

パソコンはタイプライターやワープロが元祖、携帯、スマートフォンはポケットベルが元祖で進化したものと言えます。

まだパソコン、スマートフォンがない時代は、私達は普通に日常生活が送れていました。勉強で分からない言葉を辞書で調べたり、天気予報はいつもテレビや新聞でチェックしていました。

それが今ではどうでしょう。パソコン、スマートフォンで自分でいつでも分からない言葉や天気予報を調べることが可能となり、辞書とかテレビも昔ほど必要とされてなくなってきました。

特にスマートフォンは持ち歩くだけで、自然災害のことも分かりますし、ネットと繋がってますので、いつでも何処でも無料アプリケーション「ライン」やメールなどで相手と通信のやりとりは出来ます。

昔は手書きで手紙を書いて「文通」が流行しました。県外の誰とも分からない人間と手紙のやり取りをしていたのです。その文通が現代のスマートフォンのラインに進化したと言えます。

ラインが出来れば、いちいち切手を貼ってポストに投函することもありませんし、手書きで便せんに書き綴る必要もありません。実に便利になりました。

通信販売業界にしてもそうです。実に変化しました。昔は新聞チラシに入っていたものを電話で注文するのが当たり前で、商品が手元に届くまで2~3週間はかかっていました。それが今じゃパソコン、スマートフォンのネット通販を利用すれば、もう翌日には注文した商品が届く何ともスピーディーな時代になったのです。

現代の子供達もテレビゲームから、ネットゲームを選んで楽しむ有様です。本当にパソコンやスマートフォンの威力には驚かされるばかりです。

ですがこの便利になった通信時代ですが、便利な裏にはやはり何処かで不安が生じています。

特に携帯が更に進化したスマートフォンですが、便利になりすぎた反面、ラインなどのやり取りで友人を増やして、相手と実際に出会うことも可能となりました。ラインだけでは相手のことが分かりませんから、いくらでも内容は自由に書きこめます。

ですが最近ではラインや出会い系サイトなどで犯罪に巻き込まれるケースが多くなり、なるべく知らない相手とは会わない方がいいのではないかとさえ、噂されています。

パソコンにしてもそうです。子供が自由に閲覧出来るようになって、何らかのトラブルにあうケースも多くなっています。ですから子供がパソコンを使うときには、画面を親がブロックするなどの処置もしなくてはなりません。

そして年年多くなって来た「特殊詐欺」が後を絶ちません。アダルトサイトを開いたばかりにユーザーは、錯乱状態に陥って、連絡先に電話を入れたばかりに多額のお金をだまし取られたり、高齢者は相変わらず「振り込め詐欺」の被害にあっています。

大手企業のパソコンではメールに添付されたアプリを開いたばかりに、ウイルスに感染し、大量の個人情報を流出することも多くなりました。

時代が便利になれば、同時に色んな危険が潜んでいることを我々は覚えなくてはなりません。「自分だけは絶対大丈夫!」この考えが一番危険です。危険から守るのは結局自分自身しか出来ないのです。